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詩を考える

詩が、読めん。 名だたる文筆家と一つ屋根の下で暮らしていて、尚且つ家主の身でありながら、こんな台詞が出てくるあたりイッツ・ア・お里が知れ太郎。今晩あたり階上(もしくは階下)で寝食をむさぼるかの厭世詩家…

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もしもお酒が飲めたなら

下戸だ。 力いっぱい下戸だ。 もし、あなた。ほろよい一缶で酩酊を体験できるのならば、それはむしろ安上がりではないですか。幸福ではないですか。と問う人があるかもしれない。否。下戸はつらい。下戸はつらいん…

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クリアランス

uri gagarn / Clearance 頭に浮かんだもの: 午前4時の窓から差し込むやけに青白い日光。糊のきいたワイシャツ。肌寒い夕方。真新しいステンレスの輝き。古ぼけたステンレスの濁り。自分の…

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あしおと

歩くとき、足音に気を配っている。 踵を引きずるように歩いてはいけない。つま先を地面に叩きつけるように歩いてはいけない。踵を、そっと、地面に置くようにして、ゆっくりたしかに歩かねばならない。 ちょうどい…

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神様がくれたもの

僕のふくらはぎにはおっぱいがある。 いや、何、こんな書き出しで始めたからって、別に気が狂ったわけじゃない。確かに、今月家計が苦しいとか、毎日退屈だとか、毎夜ごとの歯軋りのせいで右の下の奥歯のエナメル質…