ごう‐びょう〔ゴフビヤウ〕【業病】
・前世の悪業 (あくごう) の報いでかかるとされた、治りにくい病気。難病。
(デジタル大辞泉)
・前世の悪業の報いによって起こるとされる、なおりにくい病気
(精選版 日本国語大辞典)
goo辞書の方が現代的? あのご老体が広義に「難病」って意味合いで言い放ったとは思えないけれど。
不治の病に罹る不条理を、「前世の悪業」なんて輪をかけた不条理で説き伏せようとする、ある種の諦念から表れた言葉かもしれない、と思った。諦めほど静かな境地もないでしょう。或る者にとって、それは救いですらあるのかもしれない。ねえ、アイスバケツチャレンジって何だったの。理屈はあとだ、みんな死ね。と叫びたくなる。酒浸りになる。