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恋とか愛とか

この議題、やかましいな、と思う。しかし、恋とか愛をなんだかんだ常に隣に置いてしまっているのがこの私であり、振り回されているのもまた事実。目を背けることができぬ醜態。滑稽ダンス。ボケカスが。うむむ。

ここ数年、きつめの失恋、失恋というより一人で大暴れして勝手に傷だらけ、そういう人間関係を繰り返してきた。繰り返してきて、もう散々だと思った、間違いなく思ったのに、また恋をしている。愚か? そもそも、別にここ数年の話でもなく、両思いになったことはほとんどない。ないのに、いつも好きな人がいる。馬鹿じゃねーのか。

しかし結局のところ、恋とか愛とかが好きなんである。とか言いつつ、恋とか愛が好きって何? とも思う。それらに好きとか嫌いとかあるのか、と。知らんけど。でも好きだと思う。じゃないと、私の性分的に隣に置いておくことは、多分しない。

恋すると、自分の卑屈さ小ささ愚かさ欲深さなどと対峙することになる。対峙したくないのに、目の前に突きつけられる。正直なところ、しんどい。「恋愛のおいしいところだけしゃぶってたい」などとほざいていたこともある。ふざけるな。しかし恋が苦しいだけのものかというと、そうでもない。そうでもないから人は何度でも槇原になる。

恋の何が好きなのか考えていたけど、結論が出ないままでいる。出さなくていい結論もあるのだと思う。恋が好きなのか人が好きなのか。さてはて。はて。

二階角部屋南向き

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